パスを通す?
WindowsでImageMagickを使うとき、PHPプログラムで使う場合と、コマンドプロンプトで呼び出して使う場合があります。
パスを通す=システムの環境設定に登録するということ。
これを行うことで、登録した簡単なワードでプログラムの実行が可能になります。
つまり、環境設定でパスを通しておくことで、ImageMagickの呼び出しが簡単にできるようになるということです。
ImageMagickの場所をメモ
xamppに入れたImageMagickの場所をメモリます。
エクスプローラーの上の窓をクリックしコピーして、メモ帳にペーストでOK。
D:\xampp\ImageMagick\bin
//D:はドライブの場所。自身の環境に合わせてください
システムの環境設定
Windowsのメニュー → ギアマークの「設定」→ システム → 詳細情報 → システムの詳細情報 とクリックします。
システムのプロパティが表示されるので、詳細設定タブの下のほうの「環境変数」ボタンをクリックします。
環境変数のウィンドウが開くので、下のほうのシステム環境変数に注目します。
中にPathという項目があるので、これをクリックして選択した状態で、下の編集ボタンをクリックします。
編集用のウィンドウが開きます。
- 編集ボタンを押します。
- 空欄に先ほどメモ帳にペーストしたファイルパスをここに貼り付けます。
このとき、過去にPHPのパスを通してなければ、PHPの実行ファイル(php.exe)のある場所も書いておきます。D:\xampp\php
D:\xampp\ImageMagick\bin
- 最後にOKボタンを押してウィンドウを閉じます。
これで環境変数の登録は終わりです。Windowsを再起動します。
パスが通っているか確認する
Xamppのapacheを立ち上げて、コントロールパネルの右にある、Shellボタンを押します。
コマンドプロンプトが立ち上がるので、パスが通っているかのテストをします。
まずPHPのテストをします。下記のコードを入力してエンターを押してください。
php -v
パスが通っていれば、PHPのバージョンが表示されます。
次にImageMagickを調べます。下記のコードを入力してエンターを押してください。
magick -version
パスが通っていれば、ImageMagickのバージョンが表示されます。先ほどと違って、-vではなく、-version になっていることに注意してください。