脱初心者備忘録

ImageMagickのパスを通す(Windows10)

パスを通す?

WindowsでImageMagickを使うとき、PHPプログラムで使う場合と、コマンドプロンプトで呼び出して使う場合があります。

パスを通す=システムの環境設定に登録するということ。
これを行うことで、登録した簡単なワードでプログラムの実行が可能になります。

つまり、環境設定でパスを通しておくことで、ImageMagickの呼び出しが簡単にできるようになるということです。

ImageMagickの場所をメモ

xamppに入れたImageMagickの場所をメモリます。
エクスプローラーの上の窓をクリックしコピーして、メモ帳にペーストでOK。

D:\xampp\ImageMagick\bin
//D:はドライブの場所。自身の環境に合わせてください

システムの環境設定

Windowsのメニュー → ギアマークの「設定」→ システム → 詳細情報 → システムの詳細情報 とクリックします。

システムのプロパティが表示されるので、詳細設定タブの下のほうの「環境変数」ボタンをクリックします。


環境変数のウィンドウが開くので、下のほうのシステム環境変数に注目します。
中にPathという項目があるので、これをクリックして選択した状態で、下の編集ボタンをクリックします。

編集用のウィンドウが開きます。

  1. 編集ボタンを押します。
  2. 空欄に先ほどメモ帳にペーストしたファイルパスをここに貼り付けます。
    このとき、過去にPHPのパスを通してなければ、PHPの実行ファイル(php.exe)のある場所も書いておきます。
    D:\xampp\php
    D:\xampp\ImageMagick\bin
  3. 最後にOKボタンを押してウィンドウを閉じます。

これで環境変数の登録は終わりです。Windowsを再起動します。

パスが通っているか確認する

Xamppのapacheを立ち上げて、コントロールパネルの右にある、Shellボタンを押します。

コマンドプロンプトが立ち上がるので、パスが通っているかのテストをします。
まずPHPのテストをします。下記のコードを入力してエンターを押してください。

php -v

パスが通っていれば、PHPのバージョンが表示されます。

次にImageMagickを調べます。下記のコードを入力してエンターを押してください。

magick -version

パスが通っていれば、ImageMagickのバージョンが表示されます。先ほどと違って、-vではなく、-version になっていることに注意してください。